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アフターピルを飲まずに堕胎、乳癌のリスクは?

2019年08月09日

アフターピルは、セックスを行う際にわざと避妊をしなかったり、あるいはコンドームなどで避妊をしていても失敗が発覚した場合に飲むことで、妊娠せずに済む緊急避妊薬です。
アフターピルは、子宮に受精卵が着床するのを防ぐことで妊娠を回避する薬なので、堕胎薬ではありません。
最低でも72時間以内に飲むことで高い効果が得られますが、セックスのあとなるべく早く服用することでより高い効果を得られます。
避妊せずに行ったセックスのあと、アフターピルを使用することなくそのまま妊娠してしまった場合、子供が欲しくないのであれば中絶するしかありません。

しかし、実は中絶は乳癌のリスクを高める可能性があることをご存知でしょうか。
乳癌は生殖ホルモンの中でもエストロゲンとの関係性が高く、妊娠すると女性の体内でエストロゲンの分泌が活発になることにより乳房に変化が起こります。
生まれてくる子供のために、母乳を作る準備として乳房の中に未分化細胞を多く作りますが、この未分化細胞は妊娠が終盤に入るにあたって最終的には分化されることで、乳房に母乳を出す準備が整います。
未分化細胞が分化細胞になるのには妊娠が進むことで徐々に進んでいくものなので、出産するころには完全に分化細胞になり、分化細胞は発癌物質の影響を受けることはありませんが、未分化細胞は非常に影響を受けやすいとされています。
つまり、未分化細胞が分化細胞に変化する前に妊娠が終わってしまうことになると女性の体内に未分化細胞が異常に増えている状態になっているということで あり、それが結果的に乳癌の危険性を増大させてしまうことになるのです。

アフターピルも女性の体には負担をかける薬ですが、中絶よりはまだリスクが少ないといえます。
避妊しなかったからアフターピル、妊娠したから中絶という安易な考えは自分で自分の首を絞めているようなものであるということを覚えておきましょう。